6月23日にタイ北部チェンライの洞窟で
地元のサッカーチームの少年、及びコーチが
閉じ込められました。
2週間経っている現在も
救出ができておらず、心配の声が上がっています。
何故閉じ込められたのか?
また助かる見込みはあるのか?
以下にまとめました。
少年らはどこの洞窟に閉じ込められたのか?

引用:吉田兼好まとめ速報
タイ北部のタムルアン洞窟というところで
洞窟の全長は10kmあるそうです。
何故こんなところへ入ったのかというと、
洞窟内は鍾乳洞になっており、
幻想的な光景ということで
サッカーチームの練習後に誕生日を迎えた
メンバーを祝う食事を洞窟内で行おうとしたようです。
引き返せなくなったというわけですね。
タイは現在雨季ですから、ゲリラ豪雨が降り、
洪水や冠水が頻発するそうです。
当時は、サッカーチームの少年12人とコーチの計13人が
行方不明になったとして報道されていました。
タイの警察やタイ軍の捜査で
イギリスのダイバーチームやタイ軍の特殊部隊が
洞窟に少年らが閉じ込められているところを発見したようです。

引用:経済ちゃん
洞窟内部は全長5kmあるようで
所々が浸水しており、現状出られる状況ではありません。
ダイバーの男性が酸欠で死亡事故…

引用:FNN
悲しいことが起きてしまいました。
サッカーチームの少年ら13人の救出作業に
携わっていたダイバーの男性(38)が
6日に亡くなりました。
男性は空気ボンベを洞窟内に運ぶ作業をしていましたが
帰路の途中で自身の酸素を使いはたしていたそうです。
ダイバーは意識を失っており、応急処置を受けるも、
蘇生できず、この世を去ってしまいました。
現在の救助活動は?

引用:オレ的ゲーム速報@刃
現在も1000人体制で救助活動が続いており
海軍の潜水士や軍関係者、
タイ市民のボランティアも参加しているようです。
この救助活動に伴い、洞窟で作業をする人が増えたことで
洞窟内部の酸素濃度が低下するのでは?という懸念があります。
その為、洞窟に空気を入れるための
5キロの管の設置も進められています。
現在も洞窟内部の排水作業は24時間体制で
行われているようですが浸水している部分は数か所あり、
現状では潜水や泳ぐ必要のある場所が多いようです。
また他に洞窟に通じる穴が無いかも模索しているとのこと。
救出策 少年らに潜水をさせ、自力脱出?

引用:zakzak
タイ軍が救助策の1つとして
少年たちに潜水技術を教え、自力脱出をさせる、
というプランを打ちだしています。
最悪、このままであれば
11月の乾季を待つことになりますが
この洞窟の潜水は軍の特殊部隊でも
10日かかったほどの難しい場所です。
通常のダイビングではなく、ケープダイビングは
四方が暗い中での潜水になるので
方向が分からなくなるなど、難易度が高いのです。
現在、念のために洞窟内では
潜水を教えているようですが、
本当に実行させられるのかどうかは
少年達がパニックを起こさないかも含めて
検討が必要そうです。
救助策 洞窟からの排水は?

引用:YouTube
洞窟の水を排水することは不可能なのでしょうか?
これまでに排出した水は1億3000万リットルにも
のぼり既に大量の水を排出しているのです。
その影響で洞窟周辺の農地が冠水する被害も出ています。
現状、ナロンサク知事は、
入り口付近で以前は1日4~5センチしか
下がらなかった水位が、現在は1時間で
1センチ低下するなど順調に排水作業が続いている
と述べており、排出する方向でも救助活動は
続いているようです。
しかし雨が降れば元に戻るそうで
早期救出が求められています。
まとめ
今回、救助活動が難航していること、
ダイバーの男性が亡くなってしまったこともあり
現状は困難な状況が続いているようです。
また、タイ当局は調整池の建設や
補償金の支払いなどにも追われているそうです。
しかしながらも1000人体制での救助活動が
24時間行われておりますので
何かしらの突破口を見つけることを願ってやみません。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。